› 池武当新垣三線店三線製作日記(仮) › 2011年06月
2011年06月09日
三線の乳袋を削る1
かなり久々のブログ更新となってしまいました(汗)
今回は、以前ご注文いただいた三線をご紹介いたします。
まずは、以下の写真をご覧ください。
普通の真壁型三線と比べて乳袋の部分が若干いびつな形をしていますが、これは乙、上、五のポジションのフラット(♭)を押さえ安くするためにお客様自身で加工されたものです。
私たち職人としては棹の美しさを保つ観点から、乳袋をこのように削ることはあまり積極的にはなれません。
一度ご依頼いただいたのですが、どのような奏法で演奏されるかどのように削ればよいかイメージがつかなかったためお断りさせていただきました。
でもよくよく考えてみると楽器である以上、演奏する人にあわせて楽器も変化させることによって機能美というものがでてくるだろうということで、新しく新調していただいた三線の乳袋をけずることになりました。
今回は、以前ご注文いただいた三線をご紹介いたします。
まずは、以下の写真をご覧ください。
普通の真壁型三線と比べて乳袋の部分が若干いびつな形をしていますが、これは乙、上、五のポジションのフラット(♭)を押さえ安くするためにお客様自身で加工されたものです。
私たち職人としては棹の美しさを保つ観点から、乳袋をこのように削ることはあまり積極的にはなれません。
一度ご依頼いただいたのですが、どのような奏法で演奏されるかどのように削ればよいかイメージがつかなかったためお断りさせていただきました。
でもよくよく考えてみると楽器である以上、演奏する人にあわせて楽器も変化させることによって機能美というものがでてくるだろうということで、新しく新調していただいた三線の乳袋をけずることになりました。